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学習コラム

小学校英語教育はいつから?気を付けるポイント!(2023年最新)

小学生の英語学習方法

小学校英語教育の変化

2020年度から小学3~6年生を対象に外国語教育(英語教育)が必修化されています。

小学3・4年生は「聞く」 「話す」というコミュニケーション活動を重視した英語教育からスタートしています。小学校5年生からは、算数や国語と同様に、英語も成績がつけられるようになり、教科書を使った授業がスタートしています。学習範囲も以前は中学1年生で学習した内容の約半分を小学5・6年生で学ぶことになります。

すなわち、基礎的な英文法を学んでいるということです。具体的には「I play tennis.」といった肯定文や「I donʼt like tennis.」といった否定文です。また、命令文や疑問文、基本的な過去形なども学習します。これらの学習を通して、簡単な英語のコミュニケーションがとれる状態になることを目指しています。

各学年の英語学習の目標

小学3・4年生

科目としての成績を付けられることはありませんが、「聞く」 「話す(やり取り)」 「話す(発表)」を重視したコミュニケーションの外国語活動が中心になります。

一方で、小学3・4年生では、自分で英文を読む学習はほぼありません。そして、5・6年生になって、初めて「読む」学習が始まります。小学4年生まで「読む」ことについて学校で学習する機会はほぼないため、5・6年生になって英語が読めない(≒授業の内容がわからない)ことが英語嫌いになってしまうなどの要因の一部にもなっています。その意味でも小学3・4年生から少しずつ「読む」学習に触れておくことは大切です。

小学5・6年生

以前は中学生で学習した内容を小学校の英語の授業で行うことになります。また、小学5年生からは成績も付けられています。

小学5・6年生からは英語が正式に教科となり、教科書を使った学習が始まります。

段階的に「読むこと」 「書くこと」が加わり、年間で35単位時間(1週間に約1回の授業)の学習をしています。また、小学生で習う英単語数は、小学校を通じて600~700語程度の単語を修得する内容に強化されました。そして、中学校以降では、英語の授業はオールイングリッシュで進められ、クラス分けも英語の習熟度別で設定されることも多くあります。

小学校・早期英語教育のメリット

英語脳・英語耳・英語筋肉が上達しやすい

英語脳

英語脳とは見たり聞いたりした英語を日本語に変換せず、英語のまま理解できる能力のことです。例えば、「YesかNoで答えてください」と言われたときに、「“はい”だから“Yes”だ」とは考えずに、皆さんも「Yes」と言っていると思います。英語が苦手な大人でもこの能力はすでに備わっているのです。

諸説ありますが、一般的にこの能力は幼少期でつきやすいとされています。

英語耳・英語発声筋肉

日本人が聞き間違えやすい音として、「RとL」 「THとS」が広く知られていますが、これらも自分で正しく発音することができると聞き分けやすくなります。

発音することが難しいのは、日本語と英語とでは喋るときに使う口の筋肉が全く違うためです。そのため、日本語の筋肉に発達しきっていない幼児期・幼少期から早期教育をすると上達が早いという説もあります。

恥ずかしがらない

言語は発声し自分の耳でも聞くとより上達が早くなりますが、特に日本人は大人になるにつれて間違った解答・発音をするのが恥ずかしくなり、喋ることを躊躇してしまうようになります。英語ネイティブの方たちと話すときに、恥ずかしいからといってカタカナ英語の単語を使うと全く通じません。しかし、子どもたちは間違うことを恐れず、間違いを訂正し多くを吸収することができるので、英語教育をうける絶好の時期です。

中学英語の基礎になる

小学校で習うべき内容は、当たり前のように中学校の最初の定期テストで出題されるので小学生のうちから学んでおけば中学英語の基礎になります。

小学校・早期英語教育のデメリット

英語に苦手意識を持ってしまう可能性がある

学校の教育において、「読む」 「書く」が中心のテストで苦手意識を誘発してしまう機会は少なくありません。そして、英語学習におけるモチベーションを喪失させてしまう可能性がないとは言えません。

学校の先生の指導力に依存してしまう

学習指導要領が改訂されて間もないこともあり、小学生の習熟度について中学校側との連携がスムーズではないケースが散見されます。小学5・6年生が習う内容は以前中学1年生で指導されていた内容のため、経験や知識がないと十分な指導を小学校の全教員ができない可能性もありえます。塾や英会話教室などで補完することも方法の1つです。

小学生の英検®受験状況

中学3年生で英検®準3級程度の英語レベルを目指すカリキュラムが学習指導要領で設定されています。そのため小学生の時の英語を学ぶ基礎固めが必要です。よって、小学生の時点から英検®受験を試みる生徒は多いです。因みに首都圏在住の小学生の22.9%が英検®3級以上を取得済みです。 検定内容は、筆記とリスニングに分かれており、出題される問題の40%~60%がリスニングで占めています。特に3級までのリスニングの配点は高く設定されており、小学校で行われている英語学習が優位にはたらく検定制度であると言えます。また、英検®の受験者はここ数年増加傾向にあり、小学生以下の受験者数は、2017年度で40万人、2021年度で46万人を超えています。小学生は英語力を身につけるための意識が高まっています。

参考:日本英語検定協会ホームページ

小学生の英語学習方法

昨今、小学生に求められる英語力の変化がめまぐるしいため、その情報収集もご家庭では難しい傾向があります。その意味でも、学校やご家庭以外での学習の場を用意することは大切です。その上で、ご家庭でも意識した方がよい点について記載します。

継続して学習

興味関心が多岐にわたる小学生において継続はなかなか難しい。学習を継続するために何よりも大事なのは、勉強する目標や目的を決めることです。ただし、大きすぎる目標は挫折しやすいです。いきなり●●という目標ではなく、小さな目標を設定し毎日の勉強に達成感を感じられるような目標設定をすることをお勧めします。例えば、人の習慣は21日間で身につくといわれていますので、初めのうちは1日5分程度からと段階的に学習時間を増やすこともいいでしょう。

4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)をバランスよく学習

英語は、まず「聞く」 「話す」だとよく言われます。これは、会話力が英検®準2級を超える相当の会話レベルに達してから「読む」や「書く」の技能が著しく伴って成長していくからです。しかし、このことは安易に考えると損をします。

公立小学校の英語の学習環境を考えると、「聞く」力の向上には多くの時間がかかるのは否定できません。むしろ「聞く」力を成長させることができるかも定かではありません。したがって、「聞く」力が高まる前に、小学校のテストで思うような点数が取れずに苦手意識を持ってしまうことが少なくありません。小学生における英単語の習得数は、600~700語程度であり、偏った学習よりも単語学習も取り入れ、4技能をバランスよく学習していくことが必要です。

楽しく学習

歌、映画、アニメ、YouTube、趣味などを教材として活用しながら学ぶと自宅での英語学習が無理なく定着します。

英語は、好きになることで自身の学習するモチベーションがグンっとあがります。趣味と英語を交ぜ合わせることで、自分の好きな最強の学習環境を作れるというわけです。今では、多種多様なコンテンツが作成されていますので、お子さまの趣味に合うものを探してみるのは、非常に効果的です。

いつから始める

英語のレッスンは早ければ早いほどいいと言われています。現在小学校では学習指導要領の改訂により、小学3年生から英語のレッスンが始まっています。ただし、学校だけに任せておくのは、良いとは言い切れません。小学生における単語の習得数は600~700語程度であり、高学年になって初めて文章を読む授業の際に、英語につまずかないためにも、アルファベットや単語はなるべく先取りした学習を心がけると苦手意識を持たずに英語学習を続けられます。

中学受験科目の「英語」の状況

中学受験科目の「英語」の状況は、これまで帰国生の入試科目として扱われてきましたが、近年は一般入試でも試験科目として導入する中学校が増えてきています。 2022年度に実施された首都圏の中学受験の入試では、146校(私立中145校、国立中1校)が英語入試を導入しています。 小学5年生から英語が教科化し、英語を学んできたことが前提として入試が行われるため、英語を出題する中学校が増加している傾向です。また、社会的にもグローバルな人材の育成に力を入れていることも背景にあり、中学受験においても英語の試験や、英語検定の級によっても加点される学校が出てきています。東京都では、私立中学校の50%近い84校がすでに中学受験において英語入試を実施しています。一方で実施後取りやめる学校もあります。

受験校により出題される難易度は各学校様々ですが、英検®で例えると、英検®4級から準2級のレベルまで出題されています。英検®4級は中学2年生レベル、英検®準2級は高校1年生レベルとされています。出題内容も英単語中心の筆記試験や、リスニング、英作文まで出題する学校もありますので、各中学校の過去問で傾向と対策を十分に準備することが必要になります。また、学習塾などを利用し、合格の可能性を高めることも必要になってきます。

W早稲田ゼミ

W早稲田ゼミは埼玉・群馬・栃木県で小学校2年生~を対象にした学習塾です。全校で約50校舎を展開しています。

各校舎では、学校の学習補完~応用力醸成はもちろんのこと、地域で多くの小学生が受験する学校の専用コースなどを設置して高い合格実績をあげています。授業は、どんな生徒にも「わかる」「楽しい」「成績UP」を実感できるよう、厳しい研修を受けた教師が授業を行っています。中でも算数の授業は教師とアシスタント講師の3名体制で実施。一人ひとりの質問に答える形式で、きめ細やかな個別指導で、取り残される子を出しません。また、教師が必要と判断した時、生徒から要望がある時、できるまで、わかるまで、何時間でも無料で補習を組むのも魅力です。

無料体験授業、学習相談も随時受け付けております。学習にお困りの場合は、お問い合わせください。 

 

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