大学入試の一部で採用されている小論文は、採点基準もあいまいで自学自習で身に着けるのが難しいものです。ひと口に小論文と言っても種類もいくつか存在しており、出題方法や対策を理解しておかなければ、適切に小論文を解くことは難しいでしょう。
本記事では、大学入試で求められる小論文対策の概要と出題形式、小論文対策で押さえておきたいポイントを解説します。もし、小論文の書き方を知りたいと思っているのであれば、「小論文の書き方と例文からコツを学び、大学入試に向けて準備!」を参考にしてください。
目次(クリックで開閉)
・大学入試における小論文対策とは・小論文対策を始めるタイミング
・小論文の出題形式
┗課題文読解論述型
┗教科論述型
┗理科論述型
┗図解分析型
┗テーマ型
┗英文出題型
・学科ごとの小論文の出題内容
┗医科・歯科系、看護系
┗理工学系、農林水産系
┗法・商・経済・社会学系
┗人文学系
┗教育系
┗スポーツ・芸術系
・志望大学の小論文の入試傾向例
・慶應義塾大学の小論文
┗慶應SFCの小論文
┗指定校推薦入試の小論文
┗総合型選抜入試の小論文
・小論文の対策で押さえておきたい5つのポイント
┗①課題文の内容を理解できているか
┗②設問を理解し適切に回答できているか
┗③論述された文章に説得力はあるか
┗④文章表現は適切か
┗⑤設問に対する基礎知識はあるか
・小論文の対策に塾は必要か
・小論文の対策に適した塾を選ぶ4つのポイント
┗①志望している大学・学部に精通しているか
┗②小論文対策講座などが行われているか
┗③小論文のプロ教師がいるか
┗④添削回数に上限や期限があるか
大学入試における小論文対策とは
大学入試における小論文とは、入試で出題される項目のひとつで、以下の3つの力を測るために行われる試験です。
- 読解力:課題(資料)を正しく読み取る力
- 思考力:出題されている主旨が理解できる力
- 論述力:出題に対して論理的に解答を文章で表現する力
作文や感想文とは異なり、主観的な意見や主張をするものではありません。あくまでも与えられた課題(資料)の内容を読み取り、指示されたテーマから見解をまとめて論述するスキルが求められる試験です。作文などと比較すると要求されているスキルが全く異なるため、対策しないまま挑むのはほぼ不可能といって良いでしょう。
小論文対策を始めるタイミング
小論文対策を始めるタイミングは、受験する日程によって異なります。仮に総合型選抜が10月ごろ、学校推薦型入試が11~12月であった場合、対策を始めるタイミングは以下の通りです。
- 総合型選抜・学校推薦型選抜:夏休み~9月頃
- 一般入試:9月頃~秋
ひとつの目安ですが、入試日から逆算した場合、遅くとも2~3か月前には対策を始めるべきです。特に総合型選抜は、出願から入試までの時間が少ないため、出願を決意した時点で迅速に対策を始めるようにしましょう。
一般入試で小論文が課される大学を受験する場合、遅くとも秋から小論文の対策を始めましょう。一方で秋の時点では志望校を変更する可能性が多分に残されている時期です。焦って小論文対策ばかりに時間をかけないようにしてください。
小論文の出題形式
ひと口に小論文と言っても、出題形式は大学や学部学科によって異なります。出題形式が変わると対策すべきポイントも変わってくるため、事前にどのような種類の出題形式があるのか、特徴は何なのかを押さえておくと良いでしょう。主な小論文の種類は次の通りです。
小論文の種類 | 概要 |
---|---|
課題文読解論述型 | 課題(資料)を読んで、設問に答える形式。 |
教科論述型 | 課題文読解論術型の中でも、各教科の内容に特化した内容で出題される形式。 |
理科論述型 | 課題(資料)を読み解き、理数系の問題を解答する形式。 |
図解分析型 | グラフや表から読み取れることを分析し、論述問題を解答する形式。 |
テーマ型 | 特定のテーマを指定し、それについての論述をさせる形式。 |
英文出題型 | 英語の課題(資料)を読んで、設問に答える形式。 |
それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
課題文読解論述型
大学入試における小論文のスタンダードなタイプで、一般的に小論文と言えば課題文読解論述型のことを指します。内容は与えられた課題(資料)を読んで意見をまとめ、説明問題や論述問題を解答する形です。多くの大学や学部・学科で採用されている形式で、小論文の基本の型と言えます。
教科論述型
教科論述型の小論文とは、課題文読解論述型の中でも特定の科目に特化した内容で出題される小論文のことです。主に医科・歯科系の大学や教育学系の学部学科で出題されることが多く、内容が専門的な場合も珍しくありません。小論文の書き方の他にも、出題される内容に関係する知識が必要な点に要注意です。
理科論述型
医科・歯科系の大学や理系の学部学科で出題されるのが理科論述型の小論文です。論述問題に解答する必要があるのはもちろん、与えられた課題(資料)をもとに、計算問題に回答しなければならないこともあります。
図解分析型
図解分析型は、課題(資料)に記載されたグラフや図表を読み解いて、論述形式で解答する小論文です。看護系や社会学系、教育系などの学部学科で出題されることが多く、内容の読解以外にも知識やグラフの読み取り方などが求められます。時事問題が出題されることもあり、新聞やテレビから情報を集めておく必要がある場合もあります。
テーマ型
特定のテーマを指定し、それに対する意見などを論述させるのがテーマ型と呼ばれる小論文です。多くは学部学科に関係するテーマが指定されています。小論文の書き方を押さえたうえで、受験する学部の専門知識もあらかじめ身に着けておく必要があるでしょう。
英文出題型
英文出題型は、その名の通り英語で課題(資料)が出題される形式の小論文です。幅広い学部学科で出題される傾向にあるほか、大学によっては英語での論述を求められる場合もあります。外国語系の学部だけではなく、医科・歯科系や教育系でも出題している場合があるため、受験前に必ず確認しておいてください。
学科ごとの小論文の出題内容
学部学科ごとに採用される小論文の種類が異なることを解説してきましたが、出題される内容にも少し違いがあります。受験を考えている人はぜひ参考にしてください。
医科・歯科系、看護系
医科・歯科系や看護系の大学の小論文では、医療に関する知識はもちろん、死生観や先端医療などの内容が出題される傾向が高いのが特徴です。保健・看護の学部であればリハビリテーションや患者との関係性など、対人的な内容が出題される場合もあります。
理工学系、農林水産系
理工学系や農林水産系は、環境問題やエネルギー、生命科学といったSDGsの内容に近い領域で出題される問題が数多く見受けられます。いずれも専門知識や時事ネタを採用しやすいため、学校で勉強する内容以外の領域に対して興味関心を持てているかがひとつのポイントになりそうです。
法・商・経済・社会学系
法学・商学・経済などの学部学科は、社会科で言うところの公民の領域に関する内容が小論文のテーマとして採用されがちです。福祉や医療などの問題が採用されることもありますが、これらの専門知識というよりは地域や経済とどのように関係しているかが問われることが多いため、公民の勉強をしておくと対策になるでしょう。もちろん、時事ネタの収集も必須です。
人文学系
ひと口に人文学系と言っても領域が広いため出題傾向が絞りにくいですが、主な出題テーマとしては異文化理解や教養などが採用される傾向にあります。また、文明と自然の付き合い方や、現代社会における問題・課題などが取り上げられることもあります。
教育系
教育系の学部学科では、主に子どもに関する内容が小論文で出題されます。子どもの発達過程に関する論述問題やグラフの読解、教育が与える機能などが主な出題内容です。学校の授業だけでは網羅できない内容も多いため、小論文の書き方を勉強しつつ、過去問をもとに取り上げられそうな内容の書籍やニュースに目を通しておくようにしましょう。
スポーツ・芸術系
スポーツ・芸術系は、それぞれの分野の論理などが出題される傾向が高いようです。特に芸術系は芸術論に関する小論文を課す大学も多く、資料を読解して自分の意見をまとめる力が強く求められます。スポーツ系の場合は現代社会との関係やスポーツ医学など、ある程度の専門知識が必要になる可能性があります。
志望大学の小論文の入試傾向例
学部学科によって多少異なりますが、群馬県や埼玉県、栃木県に所在する大学と難関私立大学での小論文の出題傾向は次の通りです。
大学名 | 小論文の傾向 |
---|---|
宇都宮大学 | 各学部に関係するテーマが出題されやすい傾向。基本的な知識やテーマを理解するために必要な知識は必須。 |
群馬大学 | 課題(資料)を読み解いて自分の意見を論述する内容。英文読解が求められるほか、図解の読み取りも必要な場合がある。 |
埼玉大学 | ニュースで取り上げられる時事問題が多く出題される傾向。一般的な受験勉強だけでなく現代社会の動きも理解しておく必要がある。 |
早稲田大学 | 新思考問題と呼ばれる課題読み取りと事前提出したレポートに対する自己分析。出題内容が変更になる可能性あり。 |
上智大学 | 一般的な小論文よりも知識を重視する内容。普段からの情報収集だけではなく、書籍などで学ぶ積極性も必要。 |
明治大学 | 課題(資料)を読み解き解答するオーソドックスなパターン。出題される文章も難しくないが練習は必須。 |
青山学院大学 | 出題内容自体は難しくないが、オリジナリティのある主張が求められる傾向。難しく考えすぎずアイデアを出す訓練が必要。 |
立教大学 | 自由選抜入試と呼ばれる方式で採用。読解力が求められるため、小論文対策の中でも文章に慣れる訓練が必要。 |
法政大学 | 受験前に渡される課題図書の内容から出題。課題図書の全体像を押さえておき、解答できるようにしておく必要がある。 |
これ以外にも出題する大学はありますが、少し変わった出題傾向をしているのが慶応義塾大学です。慶応義塾大学については、次項で詳しく解説します。
慶應義塾大学の小論文
慶應義塾大学は、一般入試の科目に現代文が設定されていません。その代わりに導入されているのが小論文であり、どの学部学科を受験するにしても小論文は避けて通れない科目となっているのです。
小論文が課される入試方式と学部学科は以下の通りです。
【一般入試】
- 文学部
- 経済学部
- 法学部
- 商学部
- 総合政策学部
- 環境情報学部
- 看護医療学部
【総合選抜型】
- 文学部自主応募制
- 法学部FIT入試A方式
- 法学部FIT入試B方式
これに加えて指定校推薦入試で小論文が課されます。
慶應SFCの小論文
慶應SFCとは、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスのことで、その中でも特に総合政策学部と環境情報学部のことを指しています。慶應SFCの小論文は他大学の小論文と比べて出題傾向が特殊で、それに伴って対策方法も異なっています。主な特徴は次の通りです。
- 課題の分量が非常に多い
例年5種類、多い年は7種類の課題が出題される。制限時間2時間の中ですべて解答するには、科学の知識に加えて速読力や取捨選択する力が求められる。
- 問題発見解決力が重視される
慶應SFCのアドミッションポリシーである問題発見解決力を解答しなければならない。なぜ問題発見解決力が必要なのか、どのような思考プロセスなのかを理解していなければ解答できない。
問題発見解決力とは、ひとつの事象を誰かの視点で見てその良し悪しを判断し、与えられている課題(問題)を構造化して原因を特定する力のことです。言い換えれば、ひとつの問題に対してなぜ良い(悪い)と判断したのかを、問題の原因から論理的に説明しなければならないという内容です。
更に、出願者の大学生活や将来にとってなぜ慶應SFCが必要なのかが問われています。このポイントをしっかりと押さえることで、慶應SFCの合格がつかみ取れるでしょう。もちろん、科学的知識も必須であるため、小論文対策にばかり時間をかけずに知識の習得にも時間を費やしましょう。
指定校推薦入試の小論文
慶応義塾大学で小論文が課される入試形態に指定校推薦があります。慶應SFCほど難しい問題は出題されませんが、なぜ慶應のその学部を希望しているのか、どのような研究に興味があるのかを意識して論述しなければなりません。
慶応義塾大学の指定校推薦では面接が実施されず、自身がなぜ慶応義塾大学を受験したいと思ったのかを口頭で伝えることができない仕組みです。そのため、志望理由書とは別に慶応義塾大学を選んだ理由を説明する必要があります。
なお、指定校推薦で落ちることは殆どありませんが、医学部は例年数名の不合格者がいるようです。また、年度によってはほかの学部でも不合格者が出ているため、校内推薦をもらったからと言って油断してはいけません。
総合型選抜入試の小論文
総合選抜型入試を採用しているのは、慶応義塾大学の中でも文学部と法学部の2つだけです。特徴は入試方式によって少しずつ異なります。
文学部自主応募制の場合、考査Ⅰは長文問題が出題され、それに対する要約と翻訳が課題となります。考査Ⅱで受験生の意見をテーマに沿って自由に述べる小論文が出題され、論理的思考力などが求められるのが特徴です。
法学部FTI入試Aでは、事前に行われる講義に関する設問に解答していく方式が採用されています。一見すると難しそうな内容ですが、法学や政治学に関する知識さえあればあとは一般的な小論文とほぼ同じであるため、そこまで特異なものではありません。
法学部FIT入試Bは、何かしらの表とデータを読み解いて推論を論述する考査Ⅰと、テーマ型小論文が課される考査Ⅱで構成されています。いずれの問題も読み取る力が重要であるため、書かれている内容を理解し、それらに対する解答を適切に行う必要があるでしょう。
小論文の対策で押さえておきたい5つのポイント
小論文対策を行うには、各大学の出題傾向を理解し、それに対して適切な解答ができるようになるための練習が必要です。小論文に種類があることは先に触れた通りですが、小論文の勉強を本格的に始める前に押さえておきたいポイントが5つあります。このポイントを押さえたうえで、小論文対策に挑みましょう。
①課題文の内容を理解できているか
小論文対策の基本中の基本が、課題文の内容を正確に理解できているかどうかです。読解力とも訳される力ですが、読解力がなかったりおろそかにしてしまったりすると、的外れな内容になってしまいかねません。
小論文の課題を読むときには、次の2つを意識しましょう。
- 筆者の主張を客観的な立場で読んで理解する
- 筆者の主張に対して批判的検討を加えて理解する
この2つが身についていれば、的外れな解答をせずに済むでしょう。小論文対策を行う上で筆者の主張が何なのかを理解することが、小論文突破の基本です。
②設問を理解し適切に回答できているか
課題を読み解くための読解力に加えて、小論文を解くうえで欠かせないのが設問を理解する力です。小論文だけの問題ではありませんが、課題に対して何を問われているのかを理解できていなければ、適切な解答をすることはできません。特に近年は、小論文が総合問題となっているパターンも多く、今まで以上に設問内容を理解する力が求められます。
何を解答するのか、どのように論述するのかを短い設問から読み解かなければ、適切な解答はできないでしょう。この2つを読み解けるように何度も練習する必要があります。
③論述された文章に説得力はあるか
小論文は作文や感想文のような自分の意見を主張するものではなく、課題に対する議論や考えを論理的に書き記すものです。当然、内容には説得力がなければならず、これがきちんと達成できているかは自分の目で確認する必要があるでしょう。
確認すべき項目はいくつかありますが、テーマに即した事例や体験から論理展開ができているか、首尾一貫した意見を述べられているかが重要なポイントです。
④文章表現は適切か
小論文と作文・感想文に共通する要素として、第三者に読んでもらうものというのがあります。誤字脱字がないことは当然のこと、表現方法が適切かどうかも確認しなければなりません。
主語と述語の位置関係や接続詞の使い方、段落構成など多岐にわたりますが、誰が読んでも内容が理解できて読みやすい小論文かどうかが重要です。「である」調で書くため多少の読み辛さはあるかもしれませんが、全体を通してわかりやすいかどうかが非常に重要な要素と言えます。
⑤設問に対する基礎知識はあるか
どの種類の小論文であっても重要なのが、設問に対する基礎知識があるか否かです。小論文は基本的に、テーマに関係する基礎知識は持っている前提で出題されています。基礎知識がなければ当然適切な解答はできませんし、それ以前に何が問われているのかわからない状態になってしまうでしょう。
小論文は受験する学部学科に関係する知識を有している前提のもとで課される試験です。過去問などを参考にどの領域の基礎知識が必要なのかを明確にしましょう。
小論文の対策に塾は必要か
小論文対策をするために塾が必要かどうかを問われることも多くありますが、結論から言えば塾で対策しておいた方が良いと言えます。書店には多くの小論文対策用の参考書も並んでいますが、添削を受けるためには誰かの力が必要です。学校の先生でも対応できないことはありませんが、できる範囲でしか対応してくれない場合があります。
しっかりとした添削を受けるには、塾を活用するのがもっとも効率的と言えるでしょう。塾であれば、出題傾向や採点基準についての知識やノウハウを持っていることもあるため、ぜひ塾で小論文対策を行うことを検討してみてください。
小論文の対策に適した塾を選ぶ4つのポイント
小論文対策には塾が最適と説明したものの、塾であればどこでもいいというわけではありません。しっかりとした対策を受けるには、小論文対策に適した条件がそろった塾に通う必要があります。次項で、小論文対策に適している塾の特徴を解説します。
①志望している大学・学部に精通しているか
自分が志望校に掲げている大学や学部学科の情報に精通しているかがひとつのポイントです。塾を検討する際には、必ず志望している大学への合格実績を確認するようにしましょう。
但し、合格実績は、直前の年度だけではなく過去数年分の数字も参考にしてください。また、合格した人が小論文を使う受験方式だったかどうかの確認もするようにしましょう。
②小論文対策講座などが行われているか
出題傾向を踏まえて、大学入試に対応した小論文対策講座を開講している塾もあります。小論文の指導ができる塾であることが判断できるため、このような対策講座を実施している塾を選ぶようにしましょう。
その際に確認すべき内容が、添削講座の指導内容です。添削に必要な機関や課題のサポートはもちろん、面接やプレゼンの対策などにも対応しているかどうかを確認してください。大学にもよりますが、小論文だけで合否判定を行う大学は少ないため、面接などの対策も同時に実施してくれる塾を探すといいでしょう。
③小論文のプロ教師がいるか
小論文の添削は、指導歴が長いほど適切な添削が受けられる傾向にあります。
添削は、小論文のスキルを伸ばすために必要不可欠な指導です。指導歴が長い教師から指導を受けられれば、その分自分の小論文スキルも高くなっていきます。教師の質ひとつで成果が変わると言っても過言ではないため、小論文に特化した教師がいるかどうかは、小論文対策で通う塾選びにおいて重要なポイントと言えます。
④添削回数に上限や期限があるか
小論文対策講座の内容に関係するチェックポイントとして忘れてはいけないのが、添削回数の上限や期限です。ひとつの小論文につき最初の添削と、その後の修正した文章に対する添削の2回は必須です。これが難しい場合は、添削講座を受けても伸び悩む可能性があるでしょう。期限に関しても同様です。
但し、未完成のまま受験当日にならないためにも、無期限・無制限に添削回数が設けられていることがいいというわけではありません。このような事態を避けるためにも、小論文対策講座の内容を精査して通う塾を決めるようにしてください。
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約半数が「総合選抜型入試」「推薦入試」等を選択。また、「一般入試」においても小論文を受験科目にする学校が増えているように、近年、大学入試が大きく変わっています。
そのため、最終的にどのような入試形式を選択するかに関わらず、小論文対策を視野にいれて大学入試までの学習計画を考えておくことが大切です。
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