目次(クリックで開閉)
・医学部合格には塾・予備校に通う必要がある
・医学部イコール医学科だけじゃない?医学科以外の学科を紹介
┗医学科は医師を養成する
┗国公立大学医学部には看護学科が設置されている
┗保健学科は放射線技師や臨床検査技師などを養成する
┗健康総合科学科は東京大学医学部にある
┗栄養学科は徳島大学医学部に設置 国立大で唯一徳島大だけ
┗生命科学科があるのは鳥取大と九州大
・医学部合格にはどっちがいい?学習塾と予備校の違い
┗学習塾の特徴とメリット・デメリット
┗予備校の特徴とメリット・デメリット
┗医学部専門予備校の特徴とメリット・デメリット
・医学部合格に学習塾が効率的な6つの理由
┗①通常授業・無料個別補習・無料添削指導のトリプル体制で指導
┗②医学部受験の最新の情報を入手しやすい
┗③苦手科目や弱点強化に役立つ
┗④小論文対策などを無料で行ってくれる
┗⑤勉強に集中できる自習室がある
┗⑥医学部専門予備校や予備校よりコストをおさえられる
医学部合格には塾・予備校に通う必要がある
大学の医学部と聞くと、医師を養成する医学科を思い浮かべる人も多いですが、医学部には医学科以外の学科も存在します。大学の医学部に合格する人の多くは塾・予備校に通っており、小学校や中学校から学習塾に通っていた人も少なくありません。医学部の医学科以外の学科、学習塾と予備校、医学部専門予備校の違い、医学部に現役合格するなら学習塾に通った方が効率的な理由などを紹介します。
医学部イコール医学科だけじゃない?医学科以外の学科を紹介
私立大学医学部は医学科しかないところがほとんどですが、国公立大学は、医学部の中に医学科以外の看護学科などが設置されているのが一般的です。医学科も含めた学科の特徴は以下の通りです。
医学科は医師を養成する
医学科は、医師の養成機関で6年制となっています。人間の身体の仕組みや構造を広範囲に学ぶ基礎医学、病気に対する具体的な治療法だけでなく、病気になったとき、身体にどのような変化が起きているのか、異常を起こした原因などを学ぶ臨床医学を履修し、卒業時に医師国家試験の受験資格を取得できます。
国公立大学医学部には看護学科が設置されている
私立大学では看護学部として独立している大学が多いのですが、国公立大学では医学部の中に看護学科として設置されていることがあります。どちらも看護師・保健師統合プログラムが採用されており、4年制となっています。学生は卒業時に、看護師と保健師の国家試験の受験資格を取得します。
保健学科は放射線技師や臨床検査技師などを養成する
保健学は、人間の健康を維持するための学問で、健康維持・増進を目的とする諸科学を統合した総合科学を学ぶ学科です。診療放射線技師や臨床検査技師、作業療法士、理学療法士などの保健・医療・福祉における専門職を養成しています。
健康総合科学科は東京大学医学部にある
健康総合科学とは、人間の健康を軸に置き、幸福(ウェルビーイング)向上を実現することを目指す学問です。健康総合科学科は東京大学医学部に設置されていて、環境生命科学専修、公共健康科学専修、看護科学専修に分かれています。基礎研究から臨床研究まで幅広い知識を学んだ、保健医療に関する研究者などを養成することを目的としています。
栄養学科は徳島大学医学部に設置 国立大で唯一徳島大だけ
栄養学科は徳島大学医学部にあります。国立大学で唯一医学部内にある栄養学科で、管理栄養士、栄養学の基礎的研究などを行う研究者や教育者を養成しています。
生命科学科があるのは鳥取大と九州大
生命科学科は鳥取大学医学部、九州大学医学部の2校に設置されている学科です。医学に深い造詣のある生命科学研究者を養成しています。
医学部合格にはどっちがいい?学習塾と予備校の違い
医学部の現役合格に向けて塾・予備校を選ぶ場合、学習塾、予備校、医学部専門予備校の中で、どれを選択すべきか迷っている中学生や高校生、保護者の方も多いと思います。
学習塾や予備校、医学部専門予備校では、指導する目的や指導方法、存在意義が大きく異なります。志望する学科や自分の学力や性格などを考慮して、自分に合った塾・予備校を選んでください。
学習塾の特徴とメリット・デメリット
高校生向けの学習塾は、大学受験だけでなく、基礎学力や学習習慣の定着、授業の予習・復習、学校での定期テスト対策など、幅広い目的を持っています。学習塾では、生徒とコミュニケーションを取りながら授業を進めていくのが特徴で、学習塾によって指導方法は異なりますが、生徒の理解度に応じて基礎から丁寧に教えてくれます。
クラスごとの集団授業に、個別指導塾の良さを取り入れるなど、生徒一人ひとりに合わせて対応してくれる学習塾もあり、サポート体制、大学入試の情報収集や分析も万全です。オリジナル教材を使って指導している学習塾も多く、小学校からずっと同じ塾に通っている生徒も少なくありません。
学習塾の中ではクラス担任制度を採用し、経験豊富な正社員のプロ教師が教壇に立ち授業を行うところも多く、生徒と教師との関係は密接です。三者面談なども頻繁に実施している学習塾もあって、保護者の満足度も高いようです。
医学部を受験する高校3年生は、東京大学や京都大学といった最難関国立大を目指す人と一緒に授業を受けるケースが多く、現役合格を目指しています。同じような学力の高校生が集まって勉強しているため、お互いにフォローし合いながら志望校合格に向けてスクラムを組んで頑張れるのがメリットです。
デメリットとして、一部、医学部受験に特化した学習指導について、個別指導等で対応してもらうことが必要です。学習塾の中には、個別指導や医学部の記述問題に対応した添削指導を無料で実施している塾をもあります。
苦手分野があって弱点を克服したい人、高校の定期テストで良い成績を取りながら大学受験対策も行いたい人、大学医学部に現役合格したい人などに向いています。
予備校の特徴とメリット・デメリット
予備校とは、大学受験に特化した授業を行い、高校生や浪人生、社会人が通っている教育施設です。集団授業形式で、予備校の講師が一方向的に解説を行い、分からないところは授業後にまとめて質問します。大学の受験対策に特化しているため、より専門的な対策が可能です。
大手予備校は、医学部コースを設置しているところもあり、医学部受験に必要不可欠な論文・面接対策なども行われ、医学部に特化した授業を受けることができます。予備校のカリキュラムは全教科を授業で取り扱っていることも多く、1科目だけ受講することが難しいケースがあります。
予備校のデメリットは通っている生徒が多く、講師との関係も学習塾ほど密ではありません。生徒一人ひとりへの細やかな配慮が届きづらいため、十分なサポートが受けられない可能性もあります。
共通テストを受験する国公立大学の医学部受験を希望する人に向いています。
医学部専門予備校の特徴とメリット・デメリット
医学部予備校とは、医学部受験に特化した専門の予備校です。医学部受験に絞り込んだ授業をしているのが特徴で、医学部受験に関係する情報が集約しているだけでなく、医学部受験に精通した専門の講師陣が生徒一人ひとりの学力に合わせてきめ細かい対応をしています。少人数生で個別指導のような体制を取っているところが多く、サポート体制も充実しています。
医学部専門予備校が対象としている生徒は、医学部医学科、つまり医師になることを目的とした人が中心で、医学科以外を受験する人はほとんど在籍していません。浪人生の割合が多い専門予備校、私立大学医学部に照準を合わせた専門予備校などもあり、大学ごとの出題パターンや受験科目を絞って対策していることもあります。
医学部を受験する生徒一人ひとりに目が行き届いた対応をしている医学部専門予備校ですが、多額の費用がかかるのがデメリットです。塾・予備校の年間費用の目安は高校1、2年生の場合45万円~100万円、高校3年生では55~130万円くらいですが、医学部専門予備校は塾・予備校の約5倍程度を目安にするとよいでしょう。
医学部合格に学習塾が効率的な6つの理由
高校3年生が医学部合格するには、学習塾に通うのが効率的です。東大や京大など最難関コースに医学部受験する生徒が一緒に勉強する形式を取っている塾が一般的で、同じような学習レベルの生徒から刺激を受けながら勉強できる環境が整っています。医学部の現役合格に学習塾が効率的な理由は以下の6つです。
①通常授業・無料個別補習・無料添削指導のトリプル体制で指導
医学部受験には、医学部ならではの記述問題、小論文や面接もあるため、通常授業に加えて、個別に指導してくれる補習と添削指導のトリプル体制で対応してくれる学習塾もあります。クラス担任が各科目の教師やスタッフと連携して生徒一人ひとりの学習管理を行っているので、サポート体制も充実しています。
②医学部受験の最新の情報を入手しやすい
プロ教師陣が最新の大学受験の情報を収集・分析いる学習塾だと、医学部受験に関する最新情報が入手しやすく、志望校に合格するための入試情報に関して、的確なアドバイスをもらえます。
③苦手科目や弱点強化に役立つ
集団と個別の良さを兼ね備えた学習塾だと、同じクラスに医学部受験を目指すライバルがいて刺激になるだけでなく、生徒一人ひとりの学力に合わせて個別に指導してくれるため、苦手科目の克服や弱点強化に役立ちます。
予備校はある程度基礎学力がある生徒を対象としているため、質問にしにくい雰囲気なのに対し、学習塾だとプロ教師との関係も密接で、質問もしやすいのがメリットです。自習室で勉強していて、分からないことがあっても、プロ教師にすぐに質問できます。個別補講も無料で受けられるとあって、弱点を強化したい生徒にとって頼もしい存在です。
④小論文対策などを無料で行ってくれる
医学部受験では、小論文や面接がある大学も多いです。小論文の添削は高校でも対応してくれるのですが、国語の先生が複数の生徒を担当して対応することも多く、十分な対応とは言い切れないのが実情です。
医学部合格の実績のある学習塾には、過去の合格実績などを通して、どのように書けば小論文で高評価を得ることができるかを熟知しているプロ教師が存在します。
⑤勉強に集中できる自習室がある
学習塾の多くには自習室があるのですが、個別ブースの自習室だと集中して勉強できます。自宅で勉強していると気が散って勉強できない生徒も、自習室だと周りに勉強している人がいるため、モチベーションが上がります。
医学部に現役合格した生徒の中には、学習塾の自習室を活用して一日中勉強していた人も多いようです。
⑥医学部専門予備校や予備校よりコストをおさえられる
国公立大学の医学部を受験する際、受験に必要な科目が多く、それに比例する形で毎月の費用が増えてしまい、ご家庭への経済的負担が重くなる傾向にあります。そんなときは月謝上限制を採用している学習塾を検討してみてはいかがでしょう。
月謝上限制とは、毎月一定額で何科目でも受講できるシステムで、毎月、最大約10万円分もお得に受講できるのが魅力です。月謝上限制料金を使うと、高校1年生で28,820円、高校2年生で39,820円、高校3年生で50,820円(全て税込価格)で受けたい科目をすべて受講できます。
医学部受験を考えている高校生は学習塾の体験授業に参加して、塾の雰囲気や自分に合っているかなどを試してみることをおすすめします。
W早稲田ゼミとは
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