
石橋高校の概要
1924年(大正13年)に設立され、2024年4月に創立100年を迎えた伝統校です。通称『石高(いしこう)』。
栃木県下野市石橋に所在する全日制課程の普通科 共学高校となっており、近隣の市町から多くの生徒が通っています。
ほぼ全員の生徒が四年制大学へ進学しており、部活動においても運動部・文系部共に優秀な成績を収め、文武両道の学校生活を送っています。
最寄り駅のJR宇都宮線 石橋駅から徒歩10分です。
石橋高校が準ずる「栃木県立高校の入試制度」
栃木県の高校入試は『特色選抜』と 『一般選抜』の2種類あります。
特色選抜
特色選抜
『特色選抜』は、調査書・個別面接・小論文・作文等を基に行われる入試です。募集人数の約10%~30%の合格者が出ます。2月上旬に入試が行われ、合格発表は入試の7日後になります。
一般選抜
『一般選抜』は、<国語・数学・英語・理科・社会> 5教科の学力検査により行われる入試です。学力検査と調査書の評価比率は、高校ごとに異なり、1:9~9:1の範囲で設定されています。3月上旬に入試が行われ、合格発表は入試の7日後になります。
石橋高校の2025年度出願倍率
『特色選抜』での石橋高校の出願倍率は 2.33倍でした。
2025年度、出願倍率が最も高かったのは宇都宮中央高校で 4.33倍です。
近隣高校の出願倍率は次の通りです。宇都宮高校 2.04倍、宇都宮女子高校 2.18倍、栃木高校 1.88倍、栃木女子高校 1.54倍。
『一般選抜』での石橋高校の出願倍率は 1.14倍でした。
2025年度、出願倍率が突出して高かったのは宇都宮中央高校で 1.58倍です。
近隣高校の出願倍率は次の通りです。宇都宮高校 1.33倍、宇都宮女子高校 1.08倍、栃木高校 1.08倍、栃木女子高校 1.00倍。
石橋高校の偏差値
※公立高校の合格の目安を一覧化したものです。
年度により変動はありますが、石橋高校の偏差値は県内でも上位となります。
偏差値 | 学校名(学科) |
---|---|
72 | 宇都宮高校(普通科) |
70 | 宇都宮女子高校(普通科) |
67 | 宇都宮東高校(普通科)、栃木高校(普通科) |
66 | 石橋高校(普通科) |
63 | 栃木女子高校(普通科) |
61 | 宇都宮中央高校(普通科)、 大田原高校(普通科) |
60 | 鹿沼高校(普通科) |
59 | 小山高校(普通科) |
58 | 宇都宮北高校(普通科)、真岡高校(普通科) |
57 | 足利高校(普通科)、小山高校(数理科) |
56 | 佐野高校(普通科) |
55 | 大田原女子高校(普通科) |
石橋高校の進路について
ほとんどの生徒が四年制大学へ進学しており、その内 半分以上の生徒が国公立大学へ進学しています。
国公立大学への進学者は年々増加しており、2025年度入試においては、現役国立大学合格者が125名となっています。
難関国立10大学への現役合格者も多数輩出している、栃木県内有数の進学高等学校です。


充実した学習制度
平常の授業に加え、課外授業や特別講座、学習合宿など以下の通り充実した学習体制を整えています。
土曜講座(平常授業をより追求した学習内容)では1年生~3年生のほぼ全員の生徒が参加しています。
また、1年次で数学、2年次で数学・英語の授業が習熟度別の学級編成を実施し、3年時では進路に適した選択科目に分かれ授業編成が行われます。2年次よりクラス編成が文系理系が各3クラスずつに分かれたクラス編成となります。
充実した自習室
校内には生徒が自習を行えるよう学習室を完備しており、個別に仕切りのある座席が全80席あります。自主学習に集中して行える環境が用意され、多くの生徒が利用し日々切磋琢磨しながら勉学に励んでいます。平日は19時まで利用が可能となっています。
石橋高校の特徴
大学進学を見据えた教育課程の基、志望校現役合格を目指し教師と生徒が一丸となって取り組んでいます。
また、学校行事や部活動も盛んに行われ、学校祭(石高祭)をはじめ生徒主催で行われる行事もあり、自主性を養い社会で広く活躍できる人材を育成します。
校訓
1924年の創立当時より、ドイツの哲学者 フレードリヒ・ニーチェの『Wo du stehst, grab’ tief hinein ! Drunten ist die Quelle !:爾(なんじ)のたてるところを深く掘れ、然(しか)らばそこに清き泉湧かん』を校訓としています。
解釈としては「自分の置かれている立場や今いる場所を見つめ直せば、自身を活かせる何かを見つけることが出来る」という意味です。
1882年に発表された「悦ばしき知識」に収録された箴言で、開校以来 生徒たちの自己啓発の指針として導きを与えています。
部活動
勉強だけではなく、部活動も盛んに行われています!
14の文化部と14の運動部、合わせて28の部活動と3つの同好会が存在しており、約9割の生徒がいずれかの部活動や同好会に所属しており、大変高い加入率を占めています。
野球部は、春の第95回 選抜高校野球 21世紀枠への推薦校に選出されています。
2023年は2016年、2020年に次ぐ3回目の代表校推薦となり、推薦理由としては平日練習時間2時間という限られた時間の中でも秋季栃木大会で4強入りを果たすなど文武両道の目覚ましい活躍が評価されました。
また、文系部活動においては歴史研究部が栃木県高等学校文化連盟社会研究発表会(通称:高文連社会研究発表大会)において、2022年度 6年連続の最優秀賞を受賞し、全国大会への出場を予定しています。
他にも大変多くの部活動が関東大会や全国大会等の上位大会で活躍しており、盛り上がっています。
豊富な学校行事
石橋高校では、校内行事も豊富に執り行われています。
4月 | 2泊3日 学習合宿【1年】 |
---|---|
6月 | 球技大会 |
7月 | 合唱コンクール |
芸術鑑賞会 | |
9月 | 石高祭(校内・一般公開) |
10月 | 3泊4日修学旅行【2年】 |
11月 | 駅伝(マラソン)大会 |
3月 | 体育大会 |
生徒一人一人の感性を刺激することはもとより、集団として作業に取り組むこと場がで多くの気付きを得て、より深く人間力を育んでいきます。
石橋高校出身の有名人
栃木高校の卒業生には、様々な分野で活躍している著名人・有名人がいます。
日本を代表する物流政策研究の第一人者として、第8回「物流人間大賞」を受賞した学校法人日通学園理事長の野尻 俊明(のじり としあき)さんは、石橋高校の卒業生です。
歌手の浜崎あゆみさんやEXILEをはじめ多くの人気アーティストの楽曲制作に携わっている作曲家・編曲家として活躍する中野 雄太(なかの ゆうた)さんも同校の出身です。
また、卒業生ではありませんが、石橋高校で教鞭を取った後 サッカー審判員へ転職し、FIFAワールドカップをはじめ、様々な国際試合でも活躍される吉田寿光(よしだ としみつ)さんもいらっしゃいます。
石高ギャラリー
石橋高校では、校舎とご縁のある芸術家の方の美術作品が多数展示されています。
フランス パリで活躍され、サロン・ドートンヌ会員の芸術家であり、同校の卒業生でもある五月女 幸雄(さおとめ ゆきお)さんの『Juliette et l’eau(渚のジュリエット)』や、サイン入り画集が寄贈されています。
また、書家として活躍される草野 敏博(くさの としひろ)さんの作品や、同校の卒業生・教師として所縁のある島田 幹男(しまだ みきお)さんの彫刻作品等も展示されており、生徒も身近に芸術に触れながら学校生活を送っています。
そんな魅力あふれる進学校!県立石橋高校!!
W早稲田ゼミからも毎年たくさんの生徒たちが石橋高校へ合格しております。
中学3年生のお子様へ向け、石橋高校の受験に特化した絶対合格講座も実施しております!