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学習コラム

(栃木県版)高校受験の内申点の計算方法を知って、内申書で一歩リードしよう!(2023年最新)

栃木県立高校受験の内申点の計算方法

高校受験に合格するには、当日の学力試験だけではなく内申点も重要です。特に栃木県の公立高校受験では、内申点の比率が大きく設定されている学校もあり、知らなければ内申点が原因で落とされてしまう可能性もあります。

本記事では、内申点の概要と計算方法、内申点の上げ方について解説します。栃木の公立高校の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

内申点とは?

内申点とは、中学校で習う9教科の5段階評定を、都道府県ごとに決められた基準で数値化したもののことです。私立高校の場合も学校ごとに定められた基準で点数に換算され、合否判定に用いられます。

地域によって、中3の評定が大きく内申点で扱われることもあれば、中1からの全て評定を同率で扱って内申点を出すこともあります。栃木県の場合は後者に該当するため、中学生活3年間の通知表の評定が受験の合否を分けると言っても過言ではありません。

また、栃木県の公立高校入試は一般入試と特色選抜の2種類があります。一般入試は内申書と当日の試験結果が、特色選抜は内申書の結果と志望理由書、面接やその他の課題で合否判定を行います。どちらの入試方式を採用しても、内申点が合否を決める重要なポイントである点は忘れてはいけません。

通知表と内申書(調査書)の違い

通知表と内申書(調査書)の2つの言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。同じように見えますが、両者には次の違いがあります。

  • 通知表

学期ごとの成績などが記載されたもの。教科別の評定のほか、担任が記載する所見欄などがある。

  • 内申書(調査書)

受験生一人一人の情報を高校に送るために作成する書類。記載される成績は各学年の3学期もしくは後期時点のもののみ。

通知表は、学校から生徒や保護者に渡される書類なのに対し、内申書は中学校から高校へ送られる書類である点が異なります。受験においては内申書が重要な書類として扱われるものの、受験生が内申書の中身を確認できない仕組みとなっています。

内申点と評定との違い

内申点と評定も混同されがちな言葉ですが、意味するものは違います。

  • 内申点

各都道府県(私立なら学校)が定めている計算方法に基づいて算出された9教科の評定を数値化したもの。調査書点や調査書素点とも言う。

  • 評定

通知表に記載されている5段階評価(学校によっては10段階)で評価された成績のこと。

記載先が、内申点は内申書、評定は通知表と異なります。両方が全く別のものなのではなく、内申点を算出するためには評定が必要という、強い関係性があるのが特徴です。

記載されている内容

栃木県の場合、内申書に書かれている項目は中1・2年生の3学期(後期)の評定と、中3の2学期(前期)の評定です。中3だけ学年末でないのは、3学期が終わっていない段階で内申書を高校に提出しなければならないためです。

そのほかの情報として、調査書には次の内容が書かれています。

  • 生徒の基本情報
  • 教科ごとの学習記録
  • 欠席日数などの学習時間の記録
  • 総合的な所見・行動記録など

あくまでも一例ですが、これらの内容が記載されています。一番大事な個所は評定ですが、それ以外の内容も受験する高校には伝わっていることを意識しておきましょう。

公立高校

栃木県内の公立高校一般入試の場合、内申点が合否に影響を与える割合は学校によって異なります。以下は栃木県内の公立高校と、合否判定における入試の点数と調査書の点数の割合を示したものです。なお、高校の数の関係上、旧学区に分けて全日制のみ記載しています。

【旧宇都宮学区】※宇都宮市

高校名当日点:内申点
宇都宮高等学校9:1
宇都宮東高等学校9:1
宇都宮南高等学校8:2
宇都宮北高等学校9:1
宇都宮清陵高等学校8:2
宇都宮女子高等学校9:1
宇都宮中央高等学校8:2
宇都宮白楊高等学校6:4
宇都宮工業高等学校7:3
宇都宮商業高等学校7:3

【旧上都賀学区】※鹿沼市、日光市

高校名当日点:内申点
鹿沼高等学校8:2
鹿沼東高等学校8:2
鹿沼南高等学校6:4
鹿沼商工高等学校6:4
今市高等学校7:3
今市工業高等学校6:4
日光明峰高等学校5:5

【旧下都賀学区】※栃木市、小山市、下野市、上三川町、壬生町、野木町、岩舟町

高校名当日点:内申点
上三川高等学校6:4
石橋高等学校8:2
小山高等学校8:2
小山南高等学校普通7:3,体育6:4
小山西高等学校8:2
小山北桜高等学校6:4
栃木高等学校9:1
栃木女子高等学校8:2
栃木農業高等学校6:4
栃木工業高等学校6:4
栃木商業高等学校7:3
栃木翔南高等学校8:2
壬生高等学校7:3

【旧安足学区】※足利市、佐野市

高校名当日点:内申点
佐野高等学校8:2
佐野東高等学校8:2
佐野松桜高等学校6:4
足利高等学校8:2
足利南高等学校6:4
足利清風高等学校7:3
足利工業高等学校6:4

【旧芳賀学区】※真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町

高校名当日点:内申点
真岡高等学校9:1
真岡女子高等学校8:2
真岡北陵高等学校6:4
真岡工業高等学校6:4
益子芳星高等学校6:4
茂木高等学校7:3

【旧那須学区】※大田原市、那須塩原市、那須町

高校名当日点:内申点
大田原高等学校9:1
大田原女子高等学校8:2
黒羽高等学校6:4
那須清峰高等学校6:4
那須高等学校5:5
黒磯高等学校8:2
黒磯南高等学校6:4

【旧塩谷・南那須学区】※矢板市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、高根沢町、那珂川町

高校名当日点:内申点
烏山高等学校8:2
馬頭高等学校8:2
矢板高等学校5:5
矢板東高等学校8:2
高根沢高等学校6:4
さくら清修高等学校7:3

普通科で偏差値の高い学校は、内申点が合否に与える割合が小さくなっています。一方の工業・商業などの高校は内申点が半分近くを占める場合も多く、当日の入試だけでは合否判定が出せない高校もあります。それぞれの比率を頭に置いたうえで、志望校の決定をしましょう。

ただし、どの高校も内申点よりも当日の試験結果を参考にする割合が多い点は注意しなければなりません。

私立高校

私立高校の場合は内申点の換算方法が異なるため、一概に説明することはできません。高校によっては合否判定の材料にすることもあれば、内申点をまったく考慮しない場合もあるためです。

詳しくは受験する私立高校の受験情報を確認してください。オープンスクールなどで説明されることもあるため、足を運んで情報を得るようにするといいでしょう。

内申点の出し方・計算方法

栃木県の内申点の計算方法はいたってシンプルで、まずは以下の出し方で評定の合計点数を算出できます。

自分の評定の合計=中1の9教科の評定+中2の9教科の評定+中3の9教科の評定

各学年の評定の合計点は45点が満点です。例えば、オール3が3学年続いていた場合、27+27+27=81点が内申点となります。

続いて、これを500点満点に換算し直す必要があります。計算方法は次の通りです。

内申点=(自分の評定の合計÷135点)×500

満点は500点満点で、オール3だった前述のケースの場合、次のようになります。

(81÷135)×500=300点

この300点が内申点です。この内申点をどの程度参考にして合否判定するかは、高校によって異なります。

内申点の上げ方

内申点を上げるためには、次のようなアクションを取る必要があるでしょう。

  • 定期テストで好成績を取る
  • 課題をしっかり提出する
  • 授業に積極的な態度で臨む
  • 英検®や漢検などの資格を取る

中学1年生の成績から公立高校入試の内申点に影響を与える栃木県では、中学校への進級と同時にこれらのことを意識しておかなければなりません。それぞれどのようなことをするのか、具体的に解説します。

定期テストで好成績を取る

中学校の定期テストで好成績を取ることは、内申点を高める方法のひとつです。3学期制の中学校であれば、中間テストと期末テスト、学年末テストがこれに該当します。

特に栃木県の場合は中1から内申点に影響がある=中1の定期テストが関係すると考えて間違いありません。「中学生の定期テストの勉強方法は受験を意識して対策しよう!(2023年最新)」を参考にして、好成績を維持し続けられるようにしましょう。

課題をしっかり提出する

定期テストと並んで重要になるのが、課題や提出物です。教科によって異なりますが、内申点を上げたいのであれば、欠かすことはできません。

テスト前などに出される課題はもちろんのこと、授業中に課される宿題や長期休暇前の宿題なども対象です。丁寧に期日に遅れることなく提出できるよう、事前日取り組んでおくといいでしょう。

授業に積極的な態度で臨む

授業態度も、内申点を高める方法のひとつです。特に定期テストが各学期で1回しかない副教科(美術・音楽・技術家庭・保健体育)は、テストの結果よりも授業態度で成績が決まるケースも少なくありません。

苦手意識があったり恥ずかしさがあったりするかもしれませんが、副教科でも好成績を収めるためには、積極的な発表や実技への参加が求められます。

英検®や漢検などの資格を取る

学外活動で評価される部活動や生徒会以外の方法として、検定を受験して資格を取る方法があります。具体的には英検®や漢検が該当し、学校でまとめて受験できる場合もあるでしょう。

受験する高校によっては、内申点に加算されることもあるようです。資格は持っていて損はありませんし、取得した資格によっては大学受験で活かせる場合もあります。積極的に受験することをおすすめします。

内申点を下げてしまう行動

内申点は上げることもできる一方で、下がってしまう可能性もあります。具体的には次の2つが該当します。

  • 遅刻や欠席が多い
  • 提出物や課題の提出が遅れる

個人ではどうしようもできない場合を除いて、ついうっかりしていただけでも内申点が下がる原因になりかねません。特に病気や冠婚葬祭など以外の理由で学校を欠席・遅刻したり、忘れていたなどの理由で提出物が出せなかったりすると、成績にマイナスの影響を与えます。

出席や遅刻については無理してまで皆勤賞を狙わなくてもいいものの、提出物などの遅れや提出漏れはないようにしましょう。

高校受験で内申点が足りないときの対処法

内申点が足りない場合、志望校に挑戦することができないのかと言われればそうではありません。高校側がどの程度内申点を重視しているかにもよりますが、学力試験で挽回できる場合もあります。

実際に内申点が足りているかどうかの判断は、模試などを活用してみなければわからない側面もあります。特に栃木県の公立高校入試においては下野模試の活用を検討してください。

下野模試は、過去60年以上にわたって蓄積された数値を基準に偏差値が出されており、栃木県内では圧倒的な信頼を誇っています。内申点に直接関係はないものの、下野模試の結果次第で内申点がどの程度必要なのかをはっきりさせることができるでしょう。下野模試の詳細に関しては「栃木の高校受験のカギは下野新聞模試テスト!模試対策に強い塾選びの方法とは?(2023年最新)」をご確認ください。

模試の結果と自分の実力にあまりにも差があるようであれば、志望校のランクを下げることも検討しましょう。チャレンジするのであれば、塾や学校の先生にも相談をし、対策をしっかり講じましょう。

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