- ワセダに入塾した時期・理由は?
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小学5年生のときです。親に勧められて入塾しました。幼稚園の年中から小学1、2年生くらいまでは幼稚園の近くの英会話教室に通っていましたが、その後はワセダに入るまでどこにも行っていませんでした。ワセダの国語の授業で「3分間ミステリー」という、短い小説のようなものを読んで謎解きをするという面白い学習の仕方が特に印象に残っています。
ほかにも数学では先生が論理立てて説明してくれたり、1つの知識に対して付属知識などを教えてくれたりして、新しい知識とか考え方を身につけるのが面白かったです。
- 浦和高校を志望校に決めたのはいつ?理由は?
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中3の夏くらいです。
父親や祖父から浦和高校は良い高校だと言われていたこともあり、実際に学校説明会に行ってみたら、勉強だけでなく部活や行事など、いろんなことに力を入れていて、きついこともあると思うけれど、雰囲気が良くて楽しそうだなと思ったからです。仲間と一緒に頑張るというのは学校でも同じだけれど、ワセダにいることで、友だちと勉強について話す時間はだいぶ増えました。
- 部活とワセダの両立は大変じゃなかった?どうしてた?
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陸上部の休みが木、日曜日で、中1と中2のときはワセダの通塾日がちょうど水曜日と土曜日の夜だったので、翌日は部活がないから寝るのが遅くなっても問題なく両立できました。中3の部活引退してからの時期に必勝合格ゼミなどが始まり、ワセダで勉強する時間が増え、過去問や予想問題などで受験対策ができたのが成績向上に繋がったと思います。
もともとトップ校に行きたいとは思ってなかったし、行ける学力でもないとも思っていたけれど、秋ごろ(11月)の模試で1度、偏差値73.7をとったことがあり、その次も72台をとれたり、ワセダの合否判定テストの結果も良かったりしたので、このまま勉強していけば合格できると思いました。
- ワセダで勉強していく中で、自分にとって特に役立ったなというものはありますか?
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国語の授業の「活用チャチャチャ」、動詞の活用の語呂合わせの歌や入試に出る連体詞をまとめて歌にしたものなどは、問題を解いているときに自然にぱっと出てくるので役に立ちました。他塾を知らないので比較はできないけれど、ワセダはユニークな授業をしていると思います。悪い意味でなく、先生が急に叫び出したり、大声で歌い出したり、要所要所に面白い話があったりしました。特に年号を覚えるのが一番役に立ちました。語呂合わせもありましたが、自分はそのまま暗記しました。
また、わからないと思ったことは放っておかずに、すぐに先生や友だちに質問して解決していました。
- 合格発表で自分の受験番号を見つけたときの気持ちは?
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嬉しかったは嬉しかったです。
母親と一緒に確認しようとしたのですが、サーバーに繋がらなかったので、ゲームをして時間をつぶしていたら、母親だけ先に見ることになってしまいました。
ワセダへの報告を電話でした時に、電話越しにすごい拍手が聞こえてきて嬉しかったです。
- 浦和高校に入学してみて、イメージはどう?
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体育は結構走りこんだりしてきついこともあるけれど、男子校という点であったり、授業する先生も個性的であったりするので、楽しい学校です。
- 受験を振り返ってみて、今の気持ちは?
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そんなに「頑張って勉強しよう!」と1日中机に向かっていたりなどという生活ではなく、適度に休んで、適度に勉強して…という感じだったので、勉強が苦ではなかったです。
ワセダに夕方から来て、ごはんを買って友だちと食べて、また勉強して……と、ずっとワセダの先生と友だちといて、ずっと勉強のことを話していたから、今思い返すとすごい受験生っぽい、勉強のことを気にしていた1年ではありました。1度、調子が悪くて、模試の成績がガッと下がってしまったことがありましたが、先生に「1度下がったからといって、そんなに気にする必要はない」と言ってもらって、割りきることができ、気持ちを切り替えることができました。家では集中できなくて勉強にならないけど、ワセダは勉強する場所なので、ワセダに来ると「勉強しよう」と気持ちが入って勉強ができました。