- ワセダに入塾した時期・理由は?
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小4の秋です。
学校の友だちがワセダで国語と算数の授業を受講していると聞いて自分も行こうと思ったのがきっかけです。 そのときに、せっかくなので英語も受講することにしました。
英語は幼稚園のときに英会話を習っていたので、最低限のことは身についていたと思いますが、文法はワセダに入ってから学習しました。
- ワセダに入って良かったことは?
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小学生のときから英語を受講していたので、中学校に入ってから英語でつまずかないで済んだことと、小6のときの算数選抜クラスのおかげで楽しんで問題を解くことができるようになったことです。
中学生になってからは、ワセダにある定期テストの過去問のおかげで対策をしっかりしてテストに臨むことができたのが良かったです。高校受験時には入試攻略法をはじめとする入試対策用の教材が充実していて、それらのおかげで理科や社会といった暗記ものの教科も詰め込むことができました。また、必勝合格ゼミのおかげで、志望校を決定するのが遅かった自分でも、学校選択問題の対策ができたので助かりました。
自分は言語科目が苦手で勉強法が確立できずにいたので、高等部では英語を受講しました。学校で使用しているテキストのプリントや定期テストの過去問などをもらえて対策することができました。大学受験時には、赤本があったことと、添削をしてもらえたこと、それから共通テストに変わったことで軽視されるようになった英文法は、自分でもおろそかにしがちだったのですが、ワセダの授業で確認できたのでよかったです。 中学、高校と振り返ってみると、自分はどちらも最初の定期テストの結果が良くありませんでした。
なぜかと考えてみて、どちらも傾向がわかっていなかったのが理由ではないかと思い至りました。つまり自分は、過去問などをしっかりと分析して傾向を知り、対策を立てて臨むのが得意なタイプなのだと思います。なので、ワセダでもらえる過去問の存在は本当にありがたかったです。
- 志望校を決めたのはいつ?理由は?
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志望校を東京大学に決めたのは、中3の終わりから高1のはじめごろです。
小学生のころから名前は知っていましたし、すごい大学だということも知っていたので、漠然と行きたいなとは思っていましたが、中1の定期テストで順位が1桁台で安定していたのを見て、このままいけば埼玉のトップ校も狙えるだろうし、トップ校に進学できれば東大も行けるなと思えたのでさらに意識するようになりました。
それから東京大学に行くためにどう動けばよいかを逆算して考えて、高校受験も、当時8年連続で東大進学の実績のあった高校を志望校にしました。
その高校でトップの成績をとれば確実に東京大学に行けると考えていたら、入学式で新入生代表になったので、本気で東京大学を目指そうと決めました。
- 合格につながった一番の理由は?
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高1、2の段階からしっかりと勉強をしていたことだと思います。
自分が高校で選択した特別進学コースは、学校側から毎日、学習時間を棒グラフにして提出するように指示されていて、それを月単位で集計した学習時間のランキングが毎月掲示されていたので、内容は薄くてもとにかく学習して時間を稼ごうと決めていました。高1、2のときでも平日に5、6時間、休日は8、9時間勉強していました。
東京大学に受かる人は、そもそも中学受験で半端でない勉強量をこなしてきています。さらに中高一貫教育では学習進度が速く、演習を多く積み重ねてきています。そういう子たちに対するにはそのくらいは勉強しないと厳しいと思いました。
また、自分の高校には附属中から上がってきた子もいて、その子たちも学力が高かったので、そういう子たちに追いつく!という気持ちが勉強に取り組むモチベーションになっていました。
特にやっておいてよかったと思うのは、高1の間は定期テストの対策をしっかりとしたことと、国数英を固めたことです。高2になると進路も定まってきます。必然的に受験に必要な科目も決まるので、必要に応じて理科や社会などの勉強をするというように工夫しました。
- ワセダで学習を進める中で特に意識していたことは?
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ワセダの授業を受けるときに意識していたことは、「授業で学習したことはその授業内でしっかりと吸収する」ということです。特に高3になると、どんどん単元が進んでしまうため、授業中に詰め込み切らなければならなかったので、集中して受けていました。
中学部では同じことを2度、3度繰り返してくれていました。当時の自分は、1度学習して、次に復習して、さらに定期テスト対策で復習するのは「そんなに繰り返さなくても覚えられるよ!」と思っていたのですが、高校部では英語しか受講しなかったので、国数社理など自分で勉強しなくてはならない部分が増えました。なのに自分自身ではあまり復習などをしなかったので、意外と覚えられていないことが多かったりしました。このとき初めて中学部のシステム的な反復学習の良さに気づいて、そこからは意識して復習をするようになりました。
とはいえ、中学校に比べて高校では学習しなければならないものの量が格段に多く、すべてを何度も反復する時間的余裕もなかったので、まず、自分のできているところとできていないところをきちんと分析して、できていないところに時間を割いて、重点的に学習するようにしました。